特別養護老人ホーム

運営母体が社会福祉法人や地方公共団体で公的機関が運営している高齢者居住施設です。
2015年の改正で要介護3以上からの入居が可能です。現在待機者が多く待ち時間が長くはなりますが、1カ月数万円~十数万円程度で入れます。

介護老人保健施設

特別養護老人ホームに比べると医療ケアが充実しており、自宅と病院の中間の様な役割を持っています。
特別養護老人ホームとの大きな違いは在宅復帰を目指す施設なので、入所期間は3カ月~1年未満となっております。
料金は約9万円~15万円程です。

介護療養型医療施設

長期に渡って医療、リハビリや介護を必要としている人を対象にした施設で、別名療養病床とも呼ばれていますが2017年度末で廃止が決定しました。

介護付有料老人ホーム

「特定施設入居者生活介護」の認定を受けている施設です。
特徴としましては施設の職員の介護サービスはもちろん食事、健康管理、掃除や洗濯、入浴など日常生活に関するサービスを受ける事が出来ます。
終の棲家として長く生活する事が出来ます。

住宅型有料老人ホーム

近年増えてきている施設です。介護付有料老人ホームは国のルールで増やす事が出来ないので、それに代わる施設です。
特徴は施設の職員の介護、看護や日常生活に関するサービスを受けるのでは無く、外部の訪問介護を利用する施設の事です。

健康型有料老人ホーム

入居条件は自立である事で介護が必要となると、原則退去となる施設の事です。

軽費老人ホーム

A型(食事付き)・B型(食事なし)・ケアハウス(C型)の3種類があります。
A、B型は健康で自立した人が入居対象となり、ケアハウスは身体障害、自立生活に不安があったり高齢者が入居条件となっております。

養護老人ホーム

特徴は入居の申し込みが市町村の窓口となっております。
身体的、精神的または経済的な理由などでご自宅での生活が困難な高齢者が対象の施設です。
入居条件は65歳以の自立の方ですが、要介護状態になった際には介護サービスを利用する事が出来ます。

グループホーム

入居条件は施設住所と同じ市町村にお住いの方、認知症の診断を受けている方となっており、1ユニット(5~9名以下)で共同生活をする施設です。
アットホームな雰囲気も特徴の1つです。

サービス付き高齢者向け住宅

よく「サ高住」や「サ付き」と略される事もあります。
「建物賃貸借契約」と生活支援サービスを提供する場合は「サービス利用契約」を別途結びます。
一般の介護施設では入居者の外出は許可、付き添いが必要な場合が多いですが、サ高住はその様な制限が無く他の施設に比べて自由度が高いのが特徴です。